現状を変えられないのは『方法』がわからないからではない??
「現状を変えたい」
そう思う人が現代人に増えてきたのではないでしょうか。私もその一人です。
給料が少ない・・家賃や食費、奨学金などを払った上で、友達と週一回飲んだりしているとすぐになくなってしまう金額・・お金がもっと欲しい!!
無趣味すぎる・・日々が楽しくない・・ああ、何か楽しい事が起きないかな、大好きなあの漫画のように・・
何してもダメ、怒られる。他の人はできる、自分はできない。自分は存在している意味があるのだろうか?もし変わることができるのなら・・
人間はみんな、悩みを抱えています。悩みを一つも持っていない人は存在しません。そして多くの人は、「現状」に悩みを持ち、現状を変えたいと少なからず思っています。
一体何年、その現状に苦しむことになるのでしょうか。
世の中には「現状を変える方法」を簡単に知ることができます。本屋さんなどでも手にできますし、図書館に行けば無料で知ることができます。スマートフォンがあれば、いつでもどこでもその方法を知ることができます。言い換えれば、『いつでもどこでも簡単に現状を変えられる』現代はそういう時代なのです。
方法は揃っています。ですが何故か、現状を変えられない人は尽きません。しまいには何冊もそれに関連した本を買ってしまう人もいます。
本はとてもいいものです。経験則から来る説得力のある情報を1500円ほどで手にできるからです。ですが、その本を買うことすらもしないのに、現状に不満を抱きっぱなしな人がいます。
これは「方法はあるのだから、黙ってやれよ。できないのは甘えているだけ」と一言で片付くほど簡単な事ではないと考えます。
方法はある、実際にその方法を本やネットから知っている。だが、現状は変わらない。
方法を知っているのに何年も現状が変わらないようなら、それは「方法を知ること」はなんの解決にもならないということです。
これには薄々気づいている人は多いと思います。「はいはい。ただ知るだけでなく、行動すればいいんだろ」と。
ですが、実際に方法通りに行動を起こしたとしても、なぜか現状を変える事ができない人も少なくないのです。
・方法はわかっている
・方法を実際に行動に移してみる
ですが現状は変えられない。だからそういった本は売れ続けるのです。
現状を変える事のできた人には成功者が多いです。アップルの創始者スティーブ・ジョブズやFaceBookのマーク・ザッカーバーグは当時、彼らがしていたことを周りは受け入れてくれないという「現状」がありました。ですが彼らはその現状を見事に打破し、成功を収めたのです。
著名人に限らず何らかの成功をしている人には現状を変える力があると言えます。
では彼らと同じこと・同じ考えをすれば、彼らのようにはいかなくとも現状を打破することはできるのでしょうか?
答えはYESとはいえません。なんせそういった成功者の考えや手法をまとめたものが「本」なのですから。
根本的に現状を変えるには、「方法」は手伝ってくれません。本来「方法」というのは『現状の変化後押ししてくれるもの』なのです。
「方法」の前に大事なものは何なのでしょうか。
私は「考えること」にこそ答えがあると考えます。
それも『現状を変えるためにはどうするのか』を考えるのではありません。それは本の役目です。ですのでこれの前に他に考えるべき事があります。
私たちが考えなくてはならないもの・・
・なぜ現状を変える必要があるのか
・なぜ「今」現状を変えなくてはいけないのか
・それは「今」でなくてもできたことではないのか
・現状を変えることで何が起きるのか
・etc
などなど、現状を変える前に考えることはたくさん挙げられます。
これらに共通することは、「現状を変える」という行動に対しての「理由」であることです。
なぜ行動に対する理由を考えなくてはいけないのか。
それは人間の行動に関する真理に関係します。といってもシンプルですが、
人間は「思考」から「行動」する
というものです。まず考えて、それなりの理由を見つけて、初めて行動する。
こういた簡単な行動の過程から、「思考」が行動の大事な役割を担っているとわかります。
この『思考からの行動』をおさえ、思考を十分にできるようであれば、現状なんてものは思ったよりも簡単に変えられることがわかりますし、それは自信になります。現状が変えられる自信がついたなら、「社会的な成功」や「友好関係の形成」はたまた「恋愛」にも自信が生まれる。
大事な「理由」「思考」「Thinking」
これに重点を置いてブログを書いていきたいと思います。